セルロイド眼鏡 『歩』“AYUMI”

掛けやすさへの飽くなきこだわりから生まれた 『歩』“AYUMI”の話

福井県での眼鏡工業の歴史 ⑨

本日も、このブログを訪れていただき、

ありがとうございます。

福井県での眼鏡工業の歴史を ご紹介し始めてから

おかげさまで、9回目となりました。

今日も少しばかりお付き合いいただけますと

幸いでございます。

     *       *       *

さて、日本では、時代が大正から、昭和に変わり、

世界でも、事情が大きく変わっていきます。

先人達は、世界の不穏な気配を感じながらも、

眼鏡作りについての努力を怠りませんでした。

金張りの眼鏡製造を成功させた先人達は、

さらにセルロイド枠の製作についての

研究にも取り掛かります。

現代のプラスチック系の眼鏡は、ほとんどがアセテートという素材ですが、

その頃は、唯一 セルロイドだけが、プラスチック系の素材でした。


増永の工場と、先人の有志達が集まり、共同の工場として

セルロイド製品の研究製作を行うことになりました、

この時にも、大阪のタバコのパイプなどを作る工場から、

セルロイドの加工知識がある職人を招き、

まずは、その加工知識を吸収しながら、

セルロイド眼鏡を作るための 道具 を試行錯誤で

コツコツと1つずつ作り出していったようです。


ドリルたち
(現代では、眼鏡を作る道具は、当たり前のように存在しますが、
先人達は、この道具をまず考えなくてはならなかったのですから、
どれだけの試行錯誤を繰り返したのでしょうか。)


一方、金張り枠はその頃、出荷のピークを迎え

眼鏡業界は活況を呈していたのです。

ですが、思いも寄らない大打撃が、

眼鏡界を襲います。

かねてより不穏だった状況が、

決定的な、日中戦争勃発 となるのです。

戦時体制突入により、「金使用禁止令」が、発令され、

有無を言わさず、即日に施行されました。

金を使用していた眼鏡製作は、

一気に仕事が無くなる 

という想像もつかないような不運に見舞われます。


どのようなことも順風満帆とはいかないものですが、

先人達を待ち受けていた逆境は、

生易しいものではなかったようです。


それでは、今日は、この辺にさせていただくといたしましょう。




先人達の苦労した セルロイド製の眼鏡だけを

現在も作り続けているブランド「歩AYUMI 」でございますが、

この、歩 Lシリーズの中でも大変人気のあるモデルです。

出来上がるたびにすぐに在庫がなくなって、

ご迷惑をお掛けしておりました。

ですが、そろそろ補充できそうでございます。お待たせいたしました。

どうぞ、お早めにご予約くださいませ。

歩 L-1017  COL.0930(グレー透明)   ¥29,500(税別)
DSCN2296.jpg
このカラーは、このモデルには、初 お目見えでございます。
DSCN2299.jpg
元々、薄く細いタイプのLシリーズでございますので、
すっきりした印象のあるこのモデルですが、
この色は、少し柔らかな雰囲気を醸し出すことでしょう。

この、L-1017の他のカラーバリエーションは、
 0907(漆黒) 
 0473(こげ茶ササ)
 0674(アユミパープル)
 5122(アユミブルー)
 6273(通称 錦鯉 オレンジグレー混) 
 6052(ベージュ透明)
 で、ございます。  来週は、フルカラーでご紹介いたします。



さて、今日は経済産業省が、世界にむけて日本の素晴らしさをPRするために、
製作いたしました、PRビデオの 福井県紹介ページをご紹介いたします。

 福井といえば、恐竜  眼鏡  越前和紙  越前そば 
  どうぞご覧くださいませ。 私達の会社の眼鏡作りが取り上げられております。

  冒頭の銅像は、、福井県眼鏡工業の祖 増永五左エ門でございます。

 




それでは、また来週もお目にかかりたいと存じます。




















テーマ:伝えたいこと - ジャンル:日記

  1. 2015/11/09(月) 05:00:00|
  2. 歴史
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『歩』“AYUMI”

Author:『歩』“AYUMI”
『歩』“AYUMI"は、眼鏡メーカーである、マコト眼鏡のオリジナルブランド。
福井県に眼鏡を持ち込んだ始祖、増永五左エ門の血を受け継ぎ、誠実な姿勢で眼鏡をつくり続けています。

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